本気でやればやるほど辞めたくなる

実際に資格職ではありますが、自分であまり決定権がなく言われたことをやり続ける仕事、それが薬剤師です。医師からの処方に基づいて同じ薬を間違わないように出すということが日本の薬剤師に任せられた仕事でした。最近になって、在宅医療に参加しなさいとか、地域の健康発信拠点となれるように地域住民の健康を管理しなさいとお上から言われるようになりましたが、それまでは特に何も指示はなかったのです。

我々も今まで何もしてこないで指示待ち人間の集まりになったわけではないのです。法律上関与できないことが多く、法律を改正しようとしても結局無駄に終わって来た歴史があり、そういった行動を起こすことが無駄な労力だと思ってしまう風潮になってしまいました。

どうしてもどこに行っても同じ仕事ができると言うことは、どこでも継続して仕事ができると言うことの反面新しさはなく、何をしても同じことの繰り返しということでもあります。以前にマイナビ薬剤師で転職活動をしていた時に、CRCになりたがる人たちがいたのですが、やはり通常の保険薬局での仕事が飽きてしまったということでCRCになる人が多かったそうです。

同じことの中でどのように自分でモチベーションを保ち続けられるのか、どういう未来の絵を描いているのかで変わって来ますが、一度きりの人生なので資格を持っているとはいえ、一度は思い切って違う仕事をしてみるのも良いかもしれないですね。同じルーティンはさすがに飽きて薬剤師を辞めたくなる気持ちも分かります。